えかブログ

季節の手仕事、日常の思ったことなど

今年も栗の季節がやってきた!

 

昨日までの雨がひと段落して、今日は晴れ間が見えてきたので朝から栗拾いに行ってきた。

 

とはいっても家の敷地内なので少し山を登るが5分で着く。
それでも普段は歩かない雑草が生い茂ったけもの道を歩くだけで、ちょっと冒険に来た気分になれるから楽しい。

 

育てているわけではなく勝手になっているだけの完全無農薬の栗。
まだ少し早かったようであまり落ちていなかった。

 

 

家の栗は2種類くらいあって、早めにとれる栗は少し小ぶりだが実がしっかり残るので甘露煮にしたり渋皮煮にしたりしている。
ただ渋皮煮にする場合は中に虫がいるかの判断がつきにくく、食べるときに抵抗があったので今回は甘露煮を作る。

 

水に浸して皮を柔らかくしてむいていく

毎年思うのが、こんなに拾わなければよかったということ。
栗を剥く作業は何年やっても大変だ。
小さめの包丁で硬い鬼皮をむきそのあと渋皮をむくのだが、毎年高確率でけがをするのと手に力を入れないといけないので指の感覚がおかしくなってくる。

 

栗を簡単にむくためのハサミ状の道具もあるのだが、包丁の方が小回りがきくのであまり使っていない。
そして去年は油断して親指も一緒に切ってしまったので、その教訓から手袋をするようにした。
今回は20~30個くらいしかなかったのだが合計2時間以上かかってしまった。

 

とれた実は約500g

いやあ…
もうむき終わっただけでやり切った感がすごい。
おかしくなった手の感覚を戻しつつ、煮る作業に入る。

 

色付けのくちなしと一緒に煮込む

鍋に栗がひたひたになるくらいの水とくちなしを割り入れ、20分煮込む。
そのまま冷めるまで置いておくときれいな黄色になる。
ここで体力の限界になったので私も一緒にお昼寝タイム…

 

冷めたら煮汁を捨て、実が崩れないようにやさしく取り出す。
別の鍋で水350ccと砂糖200gを火にかけ砂糖を完全に溶かしたら、栗の入った鍋に流しいれ再度20分煮込む。

 

まるで宝石のよう

汁ごと保存容器にいれて冷蔵庫で保管。
できたてはホクッとしているが、冷めるとよりボリッとした食感になっておいしい。

 

さあ、これから毎週のように栗仕事が待っている。
栗きんとんを作って栗のペーストを作って冷凍してまた甘露煮作って。
来年まで1年間、栗を見なくてもいいように頑張ろう。