お腹いっぱい食べられる幸せ。
久しぶりに外食した。
父が退院したので祝いもかねて二人でご飯を食べに行った。
入院したときはどうなるかと思ったが、意外にピンピンしていたので心配して損した気になったくらいだった。
しかし元気な顔を見たらやはり安心した。
父の好きな中華料理屋へ。
父はいつも五目そばとチャーハンを一人で食べる。
退院したばかりであまり食欲もないかと思ったがいつも通り二人分頼むので、私はカニ玉を注文しチャーハンとカニ玉を半分づつ分け合った。
安易に注文したがかなりの量だった。
食べきれないかと思ったが、残すのは鶏さんに申し訳ないので頑張って食べる。
普通に二人分を注文すればいいものを、誰かと外食する機会が少ないのでいつも分量がわからない。
前も友人と居酒屋に行ったときは注文しすぎてお腹がはちきれそうになった。
次からの教訓にしよう…
本当はこの日私は中華料理ではなく、大好きなソフトクリーム屋さんの土日限定ソフトを食べに行く予定だった。
しかし父に誘われたのでお昼食べた後に行こうと思っていたのだが、もうこの時点で満足してしまった。
でも今度の土日休みは2週間後だしその時に限定ソフトがまだやっているのかわからなかったので、迷ったが勢いで行くことに。
これだ。
これが食べたかった。
最近食欲があまりないので食べるときはお腹を空かせていかなくてはと思っていたのに、図らずもお腹はすでにいっぱい。
しかしながら甘いものは別腹というが食べ始めるとおいしくて、やっぱり来てよかったと思った。
が、こちらのソフトクリームもかなりのボリューム。
極めつけに白玉まで入っているので最後はやはり苦しかった。
でもなんとか完食。
こういう時はもっとたくさん食べれたらいいのにと思う。
スーパーやコンビニで今日食べるものを探すときもそうだ。
食べたいものがいっぱいあって選べない。
一つを選ぶともう一つが食べられないというジレンマに悩まされる。
それはただ単に自分が優柔不断なだけだろうが、胃がもう少し大きければ好きなものをお腹いっぱい食べられるのにと思う。
いや実際好きなものをおなかいっぱい食べれてはいるが、ひとつではなくたくさんの種類を少しづつ食べたいのだ。
あれもこれもと考えて迷って決めて食べて、やっぱり違うものを食べればよかったと後悔することもある。
考えてみれば贅沢な話だ。
食べることは幸せなことなのに。
その幸せに慣れすぎてしまったのかわからないが、今日食べられなくても明日食べればいいじゃないか。
そう思えるようになりたい。
カニ玉もソフトクリームも食べて後悔はしていないが、必要以上に食べたことは否めない。
ちゃんと鶏さんや牛さんに感謝しないとなと思った。
そして欲張りすぎはよくないと反省した。
夕飯はほとんど食べられなかったので、二食分食べたと思えばまあいいかと思ったが次からは気を付けようと思う。